(第一回)看護学科の4年生が、救急・クリティカルケア看護学演習で人工呼吸器装着中の看護を学びました。

    20171018日(水)、北九州市立医療センター認定看護師(集中ケア)の増居洋介先生にお越しいただいて、1限目は人工呼吸器の基礎知識(特徴と仕組み)の講義をうけました。


 学生は、臨地実習で見学したときに人工呼吸器について理解できていたように思っていましたが、しっかりは理解できていなかったことがわかりました。本日の講義で、呼吸器の仕組みと設定による違いや観察のポイントがとてもよくわかりました!


  2限目は、北九州市立八幡病院救命救急センター山下亮先生 認定看護師(集中ケア)にもお越しいただき、 実際に呼吸器を装着する体験をしました。


1 23 ※写真はクリックすると拡大します  

 

   学生は、この演習を通して、人工呼吸器(陽圧呼吸)から自然呼吸(陰圧呼吸)へ変わる際に、「苦しい。空気が重い。」ということを体験できました。呼吸器を長時間装着することの弊害を実際に体験でき、患者さんの気持ちを少しでもわかることができました。


  3限目は、人工呼吸器装着中の全身管理方法や、人工呼吸器による弊害を講義で学びました。

 本日の体験を通して、「設定が合わないと、とても苦しいということを実際に体験し、モニターだけを見るのではなく、患者さん自身を観察する大切さが身に染みて理解できました。そして、学生によっても同じ設定で呼吸が楽な人・苦しい人と人それぞれでした。その人に合う設定とする大切さが本当によくわかりました。」 など、体験しないとわからない学びが得られました。

   

 

 

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