【看護】訪問看護師さんに講義をして頂きました!

『保健福祉学入門』は、自らの専門性を高めるだけでなく、協働する多職種への理解を深めることを目的とし、保健福祉学部の3学科(看護学科、福祉学科、栄養学科)の1年生が一緒に学ぶ科目です。

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5月9日は、ひと息の村訪問看護ステーションで訪問看護師として活躍されている看護学科卒業生の田村晶子さんのお話を聞くことが出来ました。

田村さんが勤務する訪問看護ステーションでは、現在、生後3か月~101歳までの幅広い年代の方の訪問看護を行っているそうです。

実際の訪問看護の場面を交えながら、仕事内容やチーム医療の大切さ、看護の魅力について、講義をしていただきました。

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実際の訪問看護で使用している物品を教えてくださり、レジャーシートやタッパー、ペットボトル、ハンガーなど身近なもので工夫をされているそうです。

訪問看護ならではですね!

 

 

講義を受けた看護学科1年生は、『訪問看護という仕事は知っていたが、具体的に話を聞いて、慣れ親しんだ場所と人に囲まれて最期を過ごすことはとても大切なことだ。』と学んでいました。
また、利用者さんの笑顔を見て、『とても良い仕事だと思った』と感じとっていました。

 

田村さんが大学時代に学んだHead(知識)、Hand(技術)、Heart(心・感性)という看護の3つのHについて触れられ、今もこのことを大事にしながら看護の道を進んでおられるということでした。


 

訪問看護は在宅での看取りをすることも多く、ご本人・家族の想いにどう寄り添ってこられたのかについても語られ、
『私たちの仕事は人を対象とする仕事です。
モノを相手にする仕事ではありません。
患者さんやご家族の想いを知り、考えながら出来る仕事です。
細やかな配慮や感性を生かし、一緒に学び続けましょう』
 と後輩である1年生へメッセージを伝えられました。

私たち教員も講義を聞かせていただき、改めて人を相手にする仕事の難しさ、厳しさはあるけれども、それ以上に看護の楽しさ、豊かさに改めて振り返ることができました。

 

田村さん、ありがとうございました。

 

 

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