1年生の奮闘-ベッドメーキング-

 前回の演習に引き続き、今回の看護技術論演習では、環境という単元で「ベッドメーキング」を行いました。コロナ対策として、今週・来週と2回に分けて演習をします。

教員のデモンストレーションに目で見て、耳で聞いて、ポイントはメモを取って・・そのまなざしは、入学して1か月たちましたが、立派な看護学生に成長中です。

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 前回学修したボディメカニクスを使って、ベッドの高さを調整したり、シーツをマットレスに入れ込んだり・・・簡単そうに見えて、ひとつひとつが案外と難しい!
頭ではわかってても、手に表すことが難しいのが看護技術。
自分から教員に助言を求める場面や自分が作ったコーナーの仕上がりを確認してもらう場面も。そうそう、そういうの大事ね!

できたと思ったら、違ってたことが判明したりも・・でもそうやって、ひとつひとつ確実な技術を手に入れてますよ!

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 ベッドメーキングは、名前の通り、ベッドを作ることです。実は、このベッドメーキング、看護の基本がギュッと濃縮されています。

なぜなら、そこにはまだ、患者さんが存在しません。患者さんが休まれる姿、寝返りをうたれる姿、患者さんの生活の場を想像して、その人の品格を保ち、多少の動きにも崩れない、寝心地のよい清潔なベッドをつくることを目指すからです。
「寝れたらよくない?」「根拠ってそんなにある?」「看護師がしなくてもいいんじゃない?」素朴な声も聞こえてきそうです。
でも、考えてみてください。みなさんは、他者が作ったベッドを使うとき、適当に作られたしわの多いベッドとピンと張られたシーツや凛とした枕カバーに仕上げたベッドのどちらを使いたいですか?
看護は、人に関心を寄せるところから始まります。
ベッドメーキングは、迎え入れるまだ見ぬ患者を想像し、出会った患者がそこで生活する患者を想像し、人間が生活をする場に関心を寄せて作る看護技術の入り口となります。ベッドのしわひとつで褥瘡とよばれる床ずれを作ることだってあるんです。環境を整えなければ、体調を崩したり、精神的に落ち込んだりもするんです。だから、感染予防とボディメカニクスの原理を学んだあとの単元は「環境」にしているんです。環境の中に置かれている人に関心を持ってもらいたくて。

IMG_3827IMG_3839IMG_3835※写真はクリックすると拡大されます。

教員は、そんな未来の看護師の卵たちに大きな期待を抱きながら、演習に携わりました。

 あっという間の180分。看護の心と専門的な知識、そして確かな技術をめざして、前回の演習より一歩前進したベッドメーキングの看護技術を学んだ2コマでした。

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