6月28日、看護学科の2年生を対象に、キャリアプランの実現をめざして、「看護の仕事と職場」の情報交流会を行いました。
この日は、2年次で履修する「看護キャリア形成論」の授業で作成した<私のキャリアプラン>をもとに、将来、就きたい仕事と、働く職場についてリサーチしたことを、グループで情報交換しました。
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将来の進路を決めていけるよう、どのように調べていったらいいのか、戸惑った人もいたようです。
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最後に、アドバイザー教員から、看護師・保健師・助産師の仕事や職場の特性、進路選択、情報収集の方法などを説明しました。その一部を紹介します。
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自分の夢に、一歩、近付けたら良いですね。
カテゴリーアーカイブ: 2年生
認知症サポーター養成講座を受講しました!
6月7日、12日の両日で看護学科の2年生(97名)、3年生(77名)、4年生(71名)が受講しました。
初めに認知症を取り巻く環境や認知症を理解するための知識について講義がありました。
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また、実際の生活で起こりうる場面を動画で見ながら、「自分だったらどう声をかけるかな」と具体的に考えていきました。
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最後には、認知症クイズを行い、認知症についての理解を深めました。
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この講義を受け、「見守ること」、「困っている高齢者にさりげなく声をかけること」の大切さを再確認しました。
これから、認知症サポーターとして地域で活動できるといいですね。
北九州市認知症地域支援推進員の中村さん、松岡さんありがとうございました。
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学生総合支援室のご紹介です!
新年度を迎えるにあたり、慣れない場所での一人暮らしや新生活に不安を抱いておられる学生さんもいらっしゃると思います。
大学には学生の皆さんが安心して勉学に励むことが出来、そして精神的にも安心して過ごすことが出来るよう、様々なサポート体制が整っています。
その中でも、今回は学生総合支援室についてご紹介したいと思います!
学生総合支援室では、「なんでも相談」「障害学生支援」「キャンパス・ハラスメント相談」の3つの窓口を設置し、あらゆる相談に応じています。
「なんでも相談」では、学生生活上のさまざまな悩みの相談に応じています。
・授業についていけない
・友人関係や恋愛についての悩み
・進路・将来についての悩み
・眠れない、起きられない、やる気が出ない
・食欲がない、食べ過ぎてしまう
・自分の気持ちや性格を知りたい など 『※写真はクリックすると拡大されます』
「障害学生支援」では、障害のある学生さんの修学を中心とした学生生活上の相談に応じています。
授業や試験、実習等における配慮内容や環境調整などを検討し、ひとりひとりが十分に能力を発揮することができるようお手伝いします。
「キャンパス・ハラスメント相談」では、
セクシャル・ハラスメントや優位な立場を利用したもの、人格権・プライバシーの侵害などを受けた際に、相談を通じて、学生さんの受けた行為がキャンパス・ハラスメントにあたるかどうか整理するとともに、今後とるべき方法について必要な助言を行います。
●お部屋の紹介
訪ねて来られた学生さんにとって、居心地の良い場所になるよう、面談室をリニューアルしました♪
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●その他
支援室を利用している学生さんを対象に、季節を楽しむイベント「四季の会」や、授業の合間に面談室でゆっくりできる「リラックスタイム」、お芝居をするグループ活動「POP!FREELY」などを行っています。
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●利用方法について
相談を希望される方は、学生総合支援室に直接来室されるか、電話もしくは電子メールにより、面談の申込みをしてください。(詳細は学生総合支援室ホームページをご覧ください。)
・電 話:093-583-5143(内線397・398)
・Eメール:soudan@seinan-jo.ac.jp
・場 所:6号館1階(保健室斜め前)
・開室時間:10:30-18:00
・U R L:http://www.seinan-jo.ac.jp/school_life/sougoushien/
※学生さんの名誉やプライバシーは厳守されます。
相談したことで不利益を受けることはありませんので、お気軽に足をお運びください。
看護教員だけでなく、学生総合支援室のカウンセラー、キャンパスソーシャルワーカーも皆さんを全力でサポートしています!
いつでもお立ち寄り下さい☆☆
高齢者支援学Ⅰが開講されました
2018年8月21日~22日に高齢者支援学Ⅰが開講されました。
「アクティブシニアがアクティブな生活を送り続けるために支援を考える」を中心テーマとし、西南女学院大学と近隣大学である九州歯科大学、西日本工業大学の3大学連携で行う講義科目です。西南女学院大学看護学科からは、2年生57名が受講しました。
3大学それぞれの専門性を活かした講義・演習が行われ、1日目は、西日本工業大学(小倉キャンパス)において、口腔保健、福祉、看護、栄養、住宅についての集中講義を学生は受講しました。
口腔保健では、老化に伴う口腔機能の低下とその予防法について、福祉では、高齢者の生活歴や現在の生活状況を理解し、QOL(生活の質)の向上のための支援を学びました。
さらに午後からは、看護の高齢者の介護予防や認知力の維持について、加齢に伴う摂食嚥下機能の低下や高齢者が陥りやすい低栄養の問題について学習し、最後は、身体に老化が生じても安心・安全な生活を送ることができるユニバーサルデザイン配慮の住宅についてと、盛りだくさんの1日でした。
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↑ 西日本工業大学での講義風景です。
2日目は、場所を九州歯科大に移し、PBL(問題解決型学習)です。
3大学の学生が班別に分かれ、専門的な視点で高齢者が活動的な生活を送り続ける方法について議論し、発表を行いました。
まずは、与えられた課題から問題を抽出しメンバーで共有し、それをもとに、各メンバーは自分の知識を活用して問題解決の方法を提案し討論を行い、最後にはグループでまとめました。
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↑ 九州歯科大学での発表会の様子です。
2日間という短い時間でしたが、専門性の違う他大学の学生と課題解決にむけた議論を行うことは、これからさまざまな場面で連携が求められる専門職となる学生たちにとってとても有意義な時間となりました。
この講義をきっかけに、これまでの学びを整理し、さまざまな専門職の方々と仕事をしていくための基盤を築いていってもらいたいと思います。
近況報告シリーズNo.2~サークル活動茶道部編~
5月も半ばを過ぎ、徐々に蒸し暑い日が多くなってきました。
今回、西南女学院大学茶道部にブログ委員がお伺いしてきました!
現在約25名の部員のうち、3名看護学科の学生が在籍しています。
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看護学科の宮田さんがお茶をたててくれました。
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茶道部の活動は、毎週水曜と金曜に行われており、広瀬先生、伊東先生2人の先生方がご指導に来て下さっています。
床の間に飾られた今月の掛け軸の言葉は『日々是好日』
カゴの花入れに生けられているのは今月のお花『うつぎ』です。
掛け軸やお花、お茶とともに頂くお菓子等はその季節に合わせて選んでいるそうです。
先生から、「年とともに色々なことに気づきます。季節が巡っていくこと、季節がきたことに喜びを感じてほしい」とお話がありました。
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卒業生が残して行ってくれたお道具は、後輩たちに大事に受け継がれていました。
学業や私生活等多忙な日々が続くと、どうしても当たり前にあることに目を向けられなくなりますね。お茶を頂きながら、季節の移り変わりを感じながらこのようなひと時を過ごしてみるのも良いですね。
茶道部では昨年からツイッター(@seijo_otya)も始めたそうです。
活動の様子などをアップしているそうですので覗いてみて下さいね。
以上、今回はサークル活動茶道部編でした。
大学連携公開講座で学生が血圧測定のボランティアを行いました
12月2日(土)に西南女学院大学保健福祉学部・九州歯科大学口腔保健学科 大学連携公開講座第4回目が開催されました。
今回のテーマは、「噛んで楽しく、食べておいしい毎日!」でした。九州歯科大学吉野賢一先生による「美味しく食べて脳を鍛えましょう」というテーマで講演がありました。
物忘れには、”いいもの忘れ”と”悪いもの忘れ(認知症)”があり、忘れる特徴として、①注意・興味がないもの、②覚える量が多い、③妨害・邪魔で忘れる、④昔のこと、少ない回数のものは忘れやすいということを体験しながら、楽しく学びました。また、人の「食べる」という行為は特別で、心(顔)を見て、注意・記憶して食べるので、認知症予防にも繋がるということでした。笑いが絶えないお話しで、脳の活性化ができたのではないでしょうか。
講話までの間に、会場前では健康に関するブースが設けられました。看護学科学生は、血圧測定と酸素飽和度の測定を行いました。今回は2年生がボランティアで参加してくれました。9月に基礎看護学実習Ⅱを修了したばかりの学生で、前日には自主的に血圧測定の練習をして本日に臨みました。はじめて地域の方々に血圧測定をさせて頂き、実習や演習と異なり、厚手の服を着ておられるので最初はもたもたしました。しかし、終わりのころには笑顔で会話をしながら測定をすることができていました。終了後に「(地域の方の血圧測定を行ったことで)勉強になりました」、「また(ボランティア)したいです」と、ちょっと成長した素敵な笑顔でした。
他に九州歯科大学による歯科検診、舌圧測定や栄養学科学生による骨密度測定、栄養指導などもありました。
ランチは『初冬の食物繊維たっぷりランチ』で、噛みごたえのある食事でとてもおいしくいただきました。よく噛んで、心をかよわせて、脳を鍛えたいですね。
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血圧・酸素飽和度を測定し、結果を記載して、お渡ししました!
今年も1・2年生交流会を開催しました!
徐々に暑さが厳しくなってきましたね。本格的な夏もすぐ目の前まで来ています。
看護学科では、つい先日、1年生が初めての臨地実習「早期看護学実習」を終えたばかりです。
さて、今回は、入学後3カ月が経ち、少しずつ看護学生らしくなってきた1年生と、1年先輩の2年生との学年間交流を目的に、毎年、実施している看護学科『1・2年生交流会』を紹介します。
さる6月30日(金)、2年生が中心となって企画・運営する『1・2年生交流会』が開催されました。
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当日は、1・2年生ともにスーツを着用し、髪をきちんとまとめ、身だしなみを整えた正装での参加となりました。
はじめに、2年生の代表者2名が、授業への心構えやノートのまとめ方、メモの取り方…といった大学での学び方や実習中の学習方法、時間の使い方、健康管理の重要性、また、アルバイトやSNSとの上手な付き合い方など、学習面、生活面に関わる多くの助言や情報を、自作のスライドを使いながら、丁寧に紹介・提供してくれました。
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2年生代表者による全体講義のあとは、ゼミごとに分かれ、直かに先輩達からアドバイスをもらいます。
1年生は熱心にメモを取ったり、2年生に積極的に質問したり…それぞれのグループで活発な意見交換と交流が図られていました。
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最後は、1.2年生合わせて150人以上の聴衆を前に、1年生も勇気を出して交流会への感想を述べてくれました!!
大学生として、看護学生として、今後の自己成長へとつなげるためにも、1、2年生の皆さんには、さまざまな場面でのいろいろな取り組みに、主体的、積極的に参加するなかで、自らの学びを深めてほしいと思います。
交流会終了後の感想として、
1年生は、「高校と違うテストやテストの形式や内容がわかった」「定期試験への自信がもてた」「テストだけでなく、日々の生活にアドバイスをもらえた」など、まじかに迫った期末試験への対策を含めた学習面や生活面へのアドバイスが大いに参考になったこと、また、「やさしく声をかけてくれたり、わかりやすく説明してくれたりした」ところは、自分達よりも「看護師の勉強を積んでいる成果」であり、2年生は「自分たちの憧れの存在」であること、あとに続く者として「自らもがんばりたい」との決意表明など、今後、自らが目指すべきは何か、どこか、一つの目標として見えてきたようでした。
2年生は、「自分が1年生の時に不安に思っていたことと一緒だった」や「1年生に話をすることで、自分達の定期試験への振り返りができた」など、1年次を振り返るなかで、新たな気づきもあったようです。
新年度が始まり、あっという間に3カ月が経ちました。
両学年とも、今日の交流会での”学び”を活かして、今後、さらに有意義な大学生活を送って下さいね!!
初めての試み;2年生・4年生の交流会を開催!!
看護学科では、毎年、前期・後期の2回に分けて、2年生の企画による他学年との「学年間交流会」を開催しています。昨年度は、前期(6月)、後期(2月)、それぞれ1年生との交流会を行いました。
毎回、2年生にとっては、最も近しい「一歩前を行く先輩」から生活面、学修面、実習に関する具体的なアドバイスがもらえ、また、2年生に親身に相談に乗ってもらえるよい機会となっています。
2年生の要望もあって、今年度は初めての試みとして、11月8日(火)に4年生との交流会を開催しました。前期と異なり、今回は、自分たちの前を行く4年生の先輩方から、この先の道~3、4年生で学ぶこと、特に3年生後期からの看護の様々な分野の実習(外科、内科、小児科、精神科・・・等)、就職活動、国家試験対策~など、どれも2年生には興味・関心のある内容で、4年生からたくさん話を聞くことができました。
2年生による「はじめ」の挨拶の後、4年生の代表~自宅生、一人暮らし学生、看護師課程、保健師課程、教職課程、助産別科進学者など~それぞれの立場から、3、4年生の生活全般、学修や就活の流れ、看護師・保健師国家試験への取り組みなど、いろいろな話を聞くことができました。






全体会後はゼミごとに分かれ、2年生9~10名と4年生3~4名からなる「ゼミ別交流会」を行いました。各ゼミとも、全体会での4年生の話をふまえた2年生の質問に、4年生が具体的かつ丁寧に回答するという形の活発な意見交換、情報提供の場となっており、今回初の試みを成功裡に終えることができました。
2年生の関心事は、もっぱら3年生後期から始まる長期にわたる看護の各分野の実習のようで、日々の記録は? 事前に準備すべき内容は? 実習の進め方は? 睡眠時間は確保できる?...等々、いろいろな話題が飛び交っていました。
他にも、期末試験対策、アルバイトの仕方・考え方、就職活動の実際、さらに国家試験対策など、“今”そして“この先”が見えず不安に思っている、また気になっていることの一つ一つを、すでにその道の多くを通過してきた4年生の言葉から、確かなものを掴もうとしている2年生でした。
4年生からの具体的かつ現実的な話を聞いて、漠然と抱いていた不安が解消された者、予想外の大変さに、思わず「え~っ!」と声をあげる者など、その反応はさまざま、人それぞれでもありました。
今回の試みが、2年生のこれからに役立つ機会となったことに期待したいと思います!!

交流会後の2年生からは、「今までなんとなくしか考えていなかったことが少し明確になった」「4年生の話には『大変』というフレーズが何度もあったが、友人や親のサポートを受けながら乗り越えてきた“たくましさ”を感じ、自分たちも頑張っていこうと思った」といった感想が聞かれました。
一方、「今の自分の努力の足りなさ」や「自分の甘さ」を痛感し、現在の学習時間ではとても足りないことや生活スタイルの見直しの必要性に気づいた2年生も少なくはなかったようです。

4年生は、今まで歩んできた道のりの中で「ぜひ後輩に伝えたいこと」を力強く語ってくれ、頼もしい姿を見せてくれました。今回の交流会は、4年生にとっても有意義な時間ではなかったかと思います。

2年生後期、時間的に少し余裕の出てくるこの時期だからこそ、2年生の皆さんには、自分の“夢”の実現に向かって「今、何をすべきか」を考え、“時間”を大切に過ごしてほしいものです。
看護過程論学習成果発表
看護学科2年生は、2年次前期の約4カ月をかけて、「看護実践の基本」となる「看護過程論」を学びます。
看護の目的は、「あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、対象が本来持つ力を発揮しやすい環境を整え、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通して、その人らしく生を全うすることができるよう身体的・精神的・社会的に支援すること」(日本看護協会)です。「看護過程」は、こうした看護の目的を具体的に実践するための一つの方法論であり、看護の対象にとっての必要な援助を見極め、提供するための手段・方法論です。同時に、看護師の思考の軸となる問題解決的思考やクリティカルシンキング能力を高める絶好の機会でもあります。
「看護過程論」の授業は、必要な知識修得のための講義と、実際に「看護過程」を展開する技術習得のための演習(グループワーク)で構成されています。2年生が8~9名ずつ12グループに分かれた演習は、実際の事例をもとに、1年次に学修した「看護形態機能学」や「疾病学」の各専門基礎知識を活用し、メンバーとのディスカッションを重ね、時に教員の支援も受けながら、看護の対象のニーズに応じた“一人一人にあった援助”を実践するための考え方や方法について学修を深めていきます。こうしたグループワークの体験は、学修を円滑に進めるうえでメンバー相互の協力(チームワーク)と個々の「考える力」が欠かせない要素であることにも気づかせてくれます。
約4か月に及んだグループ学習の成果を発表し合ったのが、7月19日(火)に行われた「学習成果発表会」です。
各グループの学習成果を20分間にまとめたプレゼンテーション、メンバー全員が役割を担い、グループで導き出した具体的援助技術をロールプレイで実演しました。その後のディスカッションは、グループ間での活発な意見交換が行われました。
「看護過程論」を起点に看護実践をより具体的に学び始めた2年生、9月は「基礎看護実習Ⅱ」へ、さらに3年次は各領域実習(成人・老年・在宅・母性・小児等)と、自らが目指す「看護師」への道を一歩一歩前に向かって歩み続けています。
1・2年生交流会が開催されました!
1・2年生交流会が開催されました
1年生の初めての臨地実習「早期看護実習」が終わって2週間が経ちました。
7月12日(火曜日)、2年生主催による「1・2年生交流会」が行われました。この日は、1、2年生ともにスーツに身を包んでの参加です。
はじめに、2年生の代表者による挨拶が行われました。
挨拶のあと、いよいよ2週間後に迫った、1年生にとっては大学で初めの経験となる「前期末定期試験」について、先輩である2年生から1年生に「学習方法のアドバイス」がありました。2年生の代表者2名が、日頃どんなふうに授業後のノート整理をしているか、また、後々まで役立つ“ノートづくり”として、具体的にどんな工夫をしているかなど、この日のために2週間前から準備してきたスライドや実際のノートの写真を使いながら、具体的にわかりやすく説明してくれました。1年生は先輩達の話を熱心に聞いていました。
今回2年生が提示したノートは、1年次に学んだ「看護形態機能学」の学修状況を確認する目的で、今年5月に行われた看護師国家試験の模擬試験(解剖生理)後の振り返りとして作成されたものです。特に「循環器系-心臓-」に関する知識の整理として、各自が工夫して作成したノートです。「看護を学ぶための基礎」に位置づけられる「看護形態機能学」の知識は、看護学生にとっては「避けて通れない」「絶対に学修しなければならない」、しかし「難しい」と苦手意識を持ってしまいがちですが、重要な内容です。看護を考える上ではとても大切な教科ですが、学修量が多いこと、学ぶ範囲が広いことなどから、ちょうど今授業を受けている1年生にとっては、「学期末試験対策」に頭を悩ませていた時だったかもしれませんね。
「学習方法のアドバイス」を全体説明した後は、ゼミごとに分かれての交流会です。
2年生5名と1年生10名、合わせて15名の学生メンバーが、グループごとにさまざまな形で交流しました。お互いに“初顔合わせ”ということもあって、最初は緊張気味で、恥ずかしそうにしていた1年生でしたが、時間の経過とともに徐々に打ち解け、期末試験対策など進んで質問したり、2年生が持参した実際のノートを見せてもらったり、また、「私たちもその教科には苦戦したよ!」「・・・が大事!」「・・・しとくといいよ!」などの先輩の体験談や貴重なアドバイスに、熱心に耳を傾けていました。
試験対策だけでなく、つい先日、看護学生として初めての実習(早期看護実習)を終えたばかりの1年生は、来年3月に行われる次の実習(基礎看護学実習Ⅰ)にも関心があります。6月(早期看護実習)と3月の実習内容の違いについて、3月の実習では準備としての事前学習や看護技術の自主練習が大切であること、実習中は体調管理が重要であることなど、実習生としての心構えや必要な準備を具体的に説明してくれる2年生の話に、1年生は興味深げに聞き入っていました。
最後、1年生代表が2年生へのお礼の挨拶を述べ、1・2年生交流会は無事終了しました。
交流会を終え、2年生との出会いや話をきっかけに、これからの学習にますます意欲がわいた人、ちょっぴり不安になった人など、1年生にはそれぞれ思うところがあったようです。
8月2日(火)からの「前期末定期試験」、1、2年生ともに全力で取り組みましょう!!