1年生がディベートに挑戦しました!!

1年生の基礎科目である基礎学習ゼミでは、
基礎学習ゼミⅠ(前期)で、レポート作成や文献検索方法などを学習し、
基礎学習ゼミⅡ(後期)で、さらなるステップアップを目指して、根拠に基づく
意見をグループでディスカッションし、相手に分かりやすく伝えることを目標に
ディベートに取り組んでいます。
 

今回のディベートの論題は、
『全妊婦に対して絨毛や羊水、母体の血液を用いて行われる遺伝子的検査を受けるべき』。


肯定派と否定派10グループずつに分かれ、それぞれのグループで論点をまとめ、
根拠を調べます。
聴衆に納得してもらえるにはどうしたらよいか何度も話し合い、
2か月間準備をして本番に臨みました!

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ディベートの主な流れは
①肯定派の立論(自分たちの意見を論点を明確にして話す)
②否定派質問・立論(肯定派に疑問点や矛盾点を質問した後、自分達の意見を話す)
③肯定派質問(否定派の立論に対して疑問点や矛盾点を否定派に質問する)
④否定派・肯定派がそれぞれ反論(相手の立論や質問に対して自分達の考えを話す)
⑤否定派・肯定派がそれぞれ総括(最終的な自分たちの意見を話す)

人前で話すことが得意な学生はもちろん、苦手な学生も
自分たちの主張が相手に伝わるように、言葉に気持ちをのせたり、
論理的に道筋を立てて話すことができるようになっていました。

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ディベートは対戦なので、勝ち負けがあります。
ジャッジ側の学生(87名)と教員(10名)は、それぞれの主張をきいたうえで
「どちらが根拠を基に理論立てて自分たちの意見を言えていたか」を判定し、
肯定派か否定派のどちらかに投票します。
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ジャッジ側の学生に、今回のディベートについての感想を発表してもらいながら、
集計結果を待ちます・・・
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今回は、肯定派の勝利!
負けたグループは「なんで負けたんだろう?立論と質問はうまくできたのに・・・」と
敗因を振り返り、勝ったグループも「もっとこうしたら、資料やデータが見やすかったかも」とそれぞれ次の対戦にむけての対策を練っていました。

看護学科では基礎学習ゼミで、大学での学び方、論理的に思考する力、社会人基礎力を身に着けることができるように、ゼミ担当教員と学生が密に関わり学習しています。

 

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