2016年もすでに1か月が過ぎ、2月も半ばとなりました。
2015年4月に入学してきた1年生も、大学での2度目の期末試験を終え、現在は、3月7日から始まる臨地実習「基礎看護学実習Ⅰ」に備えて、英気を養っているところです。
「基礎看護学実習Ⅰ」では、1年生が初めて一人の患者様を受け持たせていただき、4日間の実習を行います。どんな実習になるのか、どんな患者様と出会うのか、患者様とはうまくお話しができるのだろうか・・・と、この時期の1年生の心は、実習への“不安”と“期待”でいっぱいです。
そんなとき、一番頼れるのは、身近な“先輩”です。
1年生からは、「実習ってどんなことをするんですか?」「患者さんとはどうやって話したらいいですか?」「実際の病棟の雰囲気や看護師さんたちの様子は?」「実習記録ってどんなものですか?」「実習中は記録を書くのが大変で、寝れないって聞いたんですが・・・」などなど、いろいろな質問が飛び出します。
実は、この交流会を企画・運営しているのは2年生の先輩たちなのです。 すでに「基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ」を乗り越えた2年生が、1年生の疑問や心配に丁寧に応えてくれます。
2年生自身、後期末試験で大変な時期ではありましたが、どんなふうに1年生の疑問に答えたらいいのか、実習への不安を和らげるにはどう説明したらいいのか、1年生の時の自分たちはどんなことが心配だったか、不安だったかを思い出しながら、当時の自分たちを助けてくれた2年生と同じように、先輩としての役割を果たそうと、一生懸命に1年生との向き合い方を考え・工夫してくれていました。中には、実習に関係する資料を持ってきて説明してくれた先輩たちもいます。
2年生の先輩たちとの交流やそこで得た先輩たちからの貴重なアドバイスを力に、「基礎看護学実習Ⅰ」に向けて1年生たちも頑張ろうとしています!