10月21日(土)に西南女学院大学保健福祉学部・九州歯科大学口腔保健学科 大学連携公開講座第3回目が開催されました。
今回のテーマは、「腸活でスッキリ!お腹にいいこと始めませんか?」でした。
栄養学科教授の田川辰也先生と同学科教授の近江雅代先生による講演とシンポジウムが行われました。
講演までの間に、会場前では健康に関するブースを設け、4年生にて血圧と酸素飽和度の測定を行いました。さすがに4年生、測定前に「今までに血圧を測ったことはありますか?」「どのくらいの値ですか?」と、問診を行いながら測定を行っていました。ちょっと高めの方には、「深呼吸をしてくださいね、もう一度測りますね」「坂道はきつかったでしょう」と笑顔で声かけを行いながら測定を行うことができていました。
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血圧測定、酸素飽和度の結果は、用紙に記載してお渡ししました。
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この日はちょうど本学大学祭「しおん祭」だったので、申込者だけではなく、「しおん祭」を見に来られた方も測定に来てくださいました。
他に栄養学科学生による骨密度測定、腸活診断などの催しもありました。
腸内環境を整えて、健康に過ごしたいですね。
月別アーカイブ: 2017年11月
(第二回)看護学科の4年生が、救急・クリティカルケア看護学演習で気管挿管時の看護を実践しました!
10月25日(水)、北九州市立医療センター認定看護師(集中ケア)の増居洋介先生に再度お越しいただきました。
最初に、人工気道に対する看護ケアについての講義をしていただきました。
講義の後、気管挿管の介助の演習をしました。皆に見守られながらの実践で緊張しました!!
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そして、お互いに、挿管チューブのテープ固定を行いました。
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さらに、挿管チューブのカフ圧の調整方法を学びました。 ※写真はクリックすると拡大します
吸引モデルを使った気管内吸引の演習では、学生が模擬痰を実際に吸引しました。
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集中ケア認定看護師の増居先生、山下先生、ありがとうございました。
二日間の演習で、人工呼吸器を装着する体験や、挿管チューブを実際に固定されてみて、患者さんの身になって考えることができました。チューブが挿入されたままであると、口を閉じることができません。口を開けたままでいる苦しさや、唾液が止まらない経験ができました。患者さんは、苦しさを直接伝えることが難しい状況です。
看護師は、その気持ちを感じ取らねばならない大切さを、身を持って気づくことができました。
そして実践力もアップできたと実感します。ご指導ありがとうございました。
(第一回)看護学科の4年生が、救急・クリティカルケア看護学演習で人工呼吸器装着中の看護を学びました。
2017年10月18日(水)、北九州市立医療センター認定看護師(集中ケア)の増居洋介先生にお越しいただいて、1限目は人工呼吸器の基礎知識(特徴と仕組み)の講義をうけました。
学生は、臨地実習で見学したときに人工呼吸器について理解できていたように思っていましたが、しっかりは理解できていなかったことがわかりました。本日の講義で、呼吸器の仕組みと設定による違いや観察のポイントがとてもよくわかりました!
2限目は、北九州市立八幡病院救命救急センター山下亮先生 認定看護師(集中ケア)にもお越しいただき、 実際に呼吸器を装着する体験をしました。
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学生は、この演習を通して、人工呼吸器(陽圧呼吸)から自然呼吸(陰圧呼吸)へ変わる際に、「苦しい。空気が重い。」ということを体験できました。呼吸器を長時間装着することの弊害を実際に体験でき、患者さんの気持ちを少しでもわかることができました。
3限目は、人工呼吸器装着中の全身管理方法や、人工呼吸器による弊害を講義で学びました。
本日の体験を通して、「設定が合わないと、とても苦しいということを実際に体験し、モニターだけを見るのではなく、患者さん自身を観察する大切さが身に染みて理解できました。そして、学生によっても同じ設定で呼吸が楽な人・苦しい人と人それぞれでした。その人に合う設定とする大切さが本当によくわかりました。」 など、体験しないとわからない学びが得られました。