カンボジアの学生と交流しました!!~看護学科と英語学科のコラボレーション支援~

新しい年を迎え、本学看護学科の1年生も、あと3か月で2年生となります。時間が経過するのは、本当に早いな~と感じています。

後期、看護学科の1年生は、患者様の療養生活を援助すべく、「活動・休息」「清潔」「栄養」など、日常生活行動の援助のためのさまざま看護技術を学修してきました。現在は、最後の単元「排泄」に関するケア技術の修得に奮闘中です。
一方、人文学部英語学科の学生さんはというと、数年前よりカンボジアの学校に英語の本を送るプロジェクトを行っています。その一環として、 今回、首都プノンペンにある健康科学大学に通う女子学生のお二人:Kong MeyrongさんとTong Srey Nochさん(両名共、今年入学したばかりの1年生)、そして、現地で英語学科の学生のプロジェクト活動を支援してくれている英語教師のSokhom Leang先生を、本学に招致することになりました。

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写真の中央の正面を向いている方が先生、左右がカンボジアの学生(KongさんとTongさん)です!
そして少し後ろにいる白衣の女性は英語学科の4年の学生で、当日は通訳をしました。
カンボジアの言語はクメール語ですが、彼女たちは英語もちゃんと話せます!

カンボジアの学生2名は、将来、医師になることを目指して勉強中(日本と違って、カンボジアでは医師になるには9年もかかるらしい…)とのこと。
できれば日本の医療系大学の授業を見学(体験)したいとの要望を受けて、今回の企画-看護学科と英語学科のコラボレーションーとなり、看護学科の生活援助技術論という科目で1月5日に行われた「感染予防のための衛生的手洗い」の演習に参加していただくという計画が実現しました。二人とも、看護学科の学生とともに、「衛生的手洗い」の手順一つ一つを確認しながら、真剣かつ熱心に演習に取り組んでいました。

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手にもっているボトルが「洗い残し」チェック用の専用ローションです

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カンボジアの学生は、二人とも、壁に張ってある図入りの「衛生的手洗い」の手順を確認しながら、看護学科の学生以上に、熱心に「手洗い」の演習に取り組みました。

日本では「衛生的手洗い」を演習する際、手指に専用ローション(手についた汚れに見立てた蛍光塗料)を塗り、手洗いを行います。
手洗い後、専用ライトの下に手をかざすと、下の写真のように、洗い残しの部分がブラックライトで青く光り、瞬時に適切な手洗いができているかを確認することができます。

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洗い残しがあると、その部分は青く光ります。
カンボジアの学生は、二人とも、「手洗い」がとても上手で、ほとんど洗い残しはありませんでした!!
カンボジアでも「手洗い」の演習はするが、洗い残しが目で見てわかるような器材はないとのことで、とても驚き、また興味を持って、楽しみながら演習に参加しました。

 

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カンボジアの学生たちは、始めは緊張していたためか、引率の先生や英語学科の学生だけで固まって 演習に参加していました。しかし、徐々に看護学科の学生とも打ち解け、後半は、将来、カンボジアと日本の医療現場で医師や看護師として働くであろう“卵”同士、互いの資料を確認し合いながら、楽しそうに「手洗い」の演習に取り組んでいました。
カンボジアと日本、短い時間では ありましたが、基礎看護技術の演習を通して、医学と看護を学ぶ学生同士の国際交流がはかれる良い機会となったようです!!

看護学科1年生にとっても、この日は、他国で医療者をめざず学生さんとの交流が図れ、看護師としての自身のこれからを考える良い機会になったのではないでしょうか?!
看護学科として、今後も他学科と協同・連携するこうした機会を、積極的につくっていきたいと思いました。

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