看護実践のため知識と技術を深めている3年生。
成人看護学演習では、『術直後(手術が終了したばかり)の患者に対する看護実践』を習得するために技術演習を行いました。
今年は、非常事態宣言下であり感染防止対策として、マスクとファイスシールドを着用して演習に臨みました。
講義で学んだ『術後の看護』の知識をベースに技術を身に付けます。
実際に医療器具などに触れることで、手術に対してのイメージが湧き学びが深まります。
今回、4年生(髙橋ゼミ・財津ゼミの学生)も演習に参加し、3年生に手ほどきしました。
4年生は後輩に説明することで、人に伝える力が育まれます。
3年生は、「先輩だから質問しやすい」「4年生ってすごい」と・・・来年の自分の姿が少し想像できたようです。
実際に履くことで分かる深部静脈血栓予防のための弾性ストッキングの辛さ
触ることで分かったドレーンの構造
術後という特殊な状況で、観察すること、分析(アセスメント)すること、ケアすることの難しさ、重要性を改めて学びました。この学びを更に深め、後期からの実習につなげていきます。
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緊急事態宣言下でも学びは止めません!
3年生後期から4年生前期にかけて、看護学実習があります。
この実習は、1グループ5~6名で編成され、成人(慢性期・急性期)・老年・小児・母性・精神・在宅の看護学領域をローテーションで実習します。
現在、福岡県は緊急事態宣言が発出されていますが、感染対策を十分に行いリモート実習、臨地実習と学内実習のハイブリッドで、4年生は看護を学んでいます。
学内実習の様子をご紹介します♪
学内では、実習室の一部をナースステーションとして実習をしています。
ナースステーションの電子カルテで情報収集をしたり、
患者役や患者家族役、指導看護師役の教員と病院さながらのやりとりをします。
情報収集をしたら根拠を基に、患者さんへの援助を考えます。
そして、援助を提供し、患者さんの心身の反応から援助の妥当性を検討します。
「やっぱり看護は難しい」「もっといい方法があるはず」と、何度も何度も見直し、患者にとって最良の看護を考えます。
コロナウイルス感染症流行の中、思い描いていた看護学実習ではありませんが、
次に出会う患者さんへ看護を提供できるように日々努力を続けます!