10月17日はしおん祭(学園祭)!その日、栄養学科では第3回の公開講座を実施しました!
テーマは、『油(脂)と上手に付き合うには?~聞いて、訊いてディスカッション~』
今回は、大学祭ということもあり昼食の提供はなかったのですが、油について知りたい!と興味をもって下さっている方が多数参加してくださり、会を盛況に終えることができました!
さて、今回の特設コーナーは、骨密度測定です。足の踵のところの骨密度を超音波で測定します。加齢とともに骨ももろくなっていきますので、骨量の維持を栄養面からケアしていけたら・・・と私たち管理栄養士は考えます。
骨密度の測定器は、日立アロカメディカル株式会社様より、お借りしました。また、『食事診断』や『栄養相談』、『油についての展示』、『野菜350gの計量』等のブースも用意しました。参加者は熱心に油について質問したり、栄養診断や栄養相談を受けておられました。また1日に摂ってほしい野菜の量350gの計量を行いました。350gのピタリ賞の参加者はほとんどおられなかったですが、中には、1日に350g以上の野菜を摂取してますよ、という参加者もおられたそうです。
(左)食事診断中です。今朝の朝食は何を食べたかしら?
(右)油の展示をしています。色々な種類の油がありますよ!
(左)野菜の計量をしています。1日に350gのお野菜をとりましょう。
(中)学科の教員が栄養相談にのっています。
(右)野菜の計量をする本学の境田先生を激写!先生、350gピタリ賞でしたか?
さてさて、本題の講演です。今回はシンポジウム形式での公開講座を行いました。司会者の進行のもと、4人の教員に15分づつ油(脂質)に関する講演を行っていただきました。初めに基本的なところから・・・
油の種類とその構造が違うこと、、、構造が違うと体の中の働き方もちがうお話を南里先生から、、、その後、油の摂取によって、病気(疾病)の発症が違うことをお薬の効果も合わせて田川先生から。(左)1人目 南里先生 『食物に含まれる油の種類とその働き』
(右)2人目 田川先生 『油は善玉?悪玉?~臨床的にみた油の話』
次に、食事管理の方法について管理栄養士の立場からのお話しを近江先生に、、、しっかり食事をおいしく食べるには歯が大事!ということで中高年に多い歯周病から始まる生活習慣病発症についてを九州歯科大学の辻澤先生から、、、という流れでお話しをしていただきました。(左)3人目 近江先生 『油(脂)の賢い摂り方・使い方』
(右)4人目 九州歯科大 辻澤先生 『歯と口と全身の健康を保つために』
しっかり頭を使って、講演を聞いた後は、珈琲ブレイク!ヤクルト様が提供下さった、ジョアを学生さんから参加者一人一人にお配りしました。今頃、みなさん快腸になったのでしょうか???ジョア、久しぶりに飲みました!いろんな味があるんですね。さて、シンポジウム後半は、参加者からの質問にお答えする「質疑応答」です。皆さん、積極的に質問をされて、先生方も熱心に答えてくれました!
- フロアからの質問も 沢山ありましたよ。
- 次回は今年度ラストの公開講座になります。
- 日程は12月5日土曜日です。テーマは『“よく噛んでたべることの大切さ”を学びませんか?~歯・口の健康と全身の健康を守るために~第2弾~」
- 講演「歯周病と全身疾患(特に糖尿病)との関連」~歯を保存することの重要性~」
九州歯科大学 久保田浩三教授 - そして栄養学科4年生調理による骨太定食の提供もございます。奮ってご参加ください!
- 以上、2015年度第3回栄養学科公開講座の報告でした。