もう先月の話になりますが、、、
北九州市保健福祉局との協同により実施している若い世代の食育推進事業の一環で、ワークショップ「ベジスタ」を9月27日(日)に、まなびとESDステーション(小倉北区魚町)で実施しました★
「もっと野菜に興味を持つ!」「旬・季節を感じる!」「食べる以外の野菜の可能性を知る!」ことを目標に、3つのテーマでワークショップを行いました!
このワークショップは、学生・社会人・生産家が食を通してつながろう!ということで、18~30歳代の方まで幅広い世代や職業の方に参加を呼びかけて、社会人7名、学生33名の40名の方にご参加いただき、講師として山口県の「季節体験農場・花の海」(山陽小野田市)さんから、小玉先生におこしいただきました★
「野菜」というとネガティブなイメージを持つ人もいるかも、、、ということで、ちょっぴりオシャレな”ウェルカムドリンク”も用意しましたよ★
ワークショップ1「食に求めることは?」では、自分たちの食事を振り返り、「普段、どんな食事をして、それに満足しているのか?」「楽しい、幸せな食事って何?」と、私たちが食に求めること、おいしさ、団らん、健康、安全性・・・などを振り返り、中でも「野菜の旬」「野菜の可能性」にスポットを当てて体験学習をしました。
「野菜の苗クイズ」では小玉先生が花の海から持参した苗を見て、何の野菜か当てていきます!答えられた方には、その場でプレゼント!当たった方の野菜たち、今頃ちゃんと成長しているでしょうか???
他に、トマトの糖度の実験も。トマトを水の入った容器に入れると、、、糖度の高い(甘い)トマトは沈み、甘くないトマトは水に浮きます。当日は、花の海さんのおいしいトマトだったので、全部ちゃんと沈みました。何かダミーで別のトマトを混ぜておくとよかったですね。
他に、丸オクラ、桃太郎ゴールド(黄色いトマト)、安納芋、新米の試食などなど、、、盛りだくさんの内容で、時間がかなり押してしまいました(><)
ワークショップ2は、お待ちかね「かぼちゃランタン作り」です!
割と、、みなさんカッターをもってきてなくて、、、急きょ100均で小さいカッターを購入しましたが、かなり使いにくかったみたいで、、、でも、みなさん一生懸命作られて、個性的なお顔のランタンができていましたよ!
最期に、ワークショップ3では、「広げよう!食育の輪」ということで、もっと仲間を増やすためにはどうしたらいいのか?野菜を知る「旦過市場体験ツアー」を仮定した場合、どういう立場の人たちが、どういう取り組みを期待するのか?を班ごとに話し合いをしました。難しいテーマですが、若い人ならではのアイデアも出て、とても有意義な意見を集めることができました。
2014年から5年計画で北九州市食育推進計画(第二次)が動いています。この中で、20~30歳代の食生活の改善が重点課題として取り上げられています。西南女学院大学栄養学科では、北九州市から委託を受け、この『若い世代の食育推進事業』を実施しています。来年も、このようなワークショップがある場合は、みなさんふるってご参加ください★