12月6日に第3回西南女学院大学栄養学科と九州歯科大学の連携公開講座が行われました。今回のテーマは「よく噛んで食べることの大切さを学びませんか?~口腔と全身の健康を守るために~」というテーマで、九州歯科大学の先生にお越しいただいての講演となりました。
当日は、100名を超える多くの方にご参加頂きました。前回は、看護学科の学生さんによる血圧測定コーナーがありましたが、今回は歯科医師、歯科衛生士の先生への相談コーナーが設けられており、皆さん講演前にお口の健康の相談を早速されていました。
始めに、九州歯科大学理事長学長の西原達次教授と、本学栄養学科学科長清末達人教授よりご挨拶の後、「美味しく食べるための健康な口腔づくり」について歯科衛生士の高橋由希子先生によるご講演。次に「口腔の機能を体感してみよう」というテーマで歯科衛生士の三阪美恵先生より実習が行われ、頬をふくらませたり、へこませたり、口の中で舌をぐるッと一周させたりという健口(けんこう)体操を教えていただきました。
講演の後は、お楽しみの栄養学科学生による『噛み噛み御膳』の試食です★
献立は、十六穀ごはん、豆腐ハンバーグ、小松菜の梅かつお和え、豚汁、杏仁豆腐(1食あたり:エネルギー583kcal,たんぱく質28.6g,脂質10.2g,炭水化物93.5g,食塩3.3g,食物繊維8.4g,P:F:C=20%:16%:64%,使用野菜重量240g)。
豆腐ハンバーグにレンコンが入っていたり、付け合せがさつま芋、豚汁にも根菜野菜がたっぷり、きのこ類も使われていて、とても噛みごたえのあるお料理の数々で、今回特別に、「つまようじ」もご用意させていただきました→試食した時に「歯につまるなあ~」と思ったので、、、でも、実際は九州歯科大学様よりご提供のデンタルフロスのサンプルがいただけたので心配無用でした★
また、いつも4年生によるお食事の提供でしたが、今回から3年生もお手伝いに参加!
食事中には、栄養学科近江雅代教授と4年生による噛み噛み御膳の説明があり、質問コーナーでは歯、健康、栄養に関する幅広いご質問を皆様から頂き、各先生方にお答えいただきました。
今年度の公開講座はこれで終了です。7月から始まり、回を追うごとに参加者数も増え、大変多くの市民の皆さまにご参加いただきました。今回、締切を過ぎての申込みの方には、お断りをせざるをえず(ご提供できる食事数に限界があるため)、残念な思いをされた方もいらっしゃったかと思いますが、来年度も継続して実施できるよう、現在、検討中です!また良いご案内ができればと思っております。
ご参加ありがとうございました♥