旅行商品企画の演習を通じて

(投稿:観光文化学科2年 福浦茉友)

 「旅行商品企画論」の授業を通して、「着地型観光」のツアーをグループに分かれて企画しました。条件として、関西からの観光客に門司港レトロ地区を中心とした一泊二日のツアーを提案する、ということが設けられました。

授業では、マーケティングの基礎知識を学びます。私たちはそのうちのSTP(Segmentation, Targeting, Positioning)を応用して、ターゲットに合わせて企画を立てることを重視しました。少人数から団体、若い人からお年寄り、男性女性などさまざまですが、それぞれ時間帯や場所、好む食べ物も違ってきます。ターゲットの目的に応じたツアーを作っていくことはこんなにも大変なんだなと、改めて思い知らされました。そして、そのターゲットのニーズに合わせた観光資源を発掘することが求められます。

また、ツアーはバーチャルではあるものの、正確さも採点対象です。トロッコ列車や連絡船の時刻はどうかや、駅コインロッカーの数は十分か、お勧めの店の営業時間や座席数はどうか、など実際に現地でチェックしなければならないことも少なくありません。そのため、私たちのグループ5人は実際に何度も門司港へ足を運び、ツアー内容を考えました。

そして1月9日、私は発表者として前に出て、このツアーを発表しました。設定は、旅行会社のカウンターです。慣れない敬語に苦戦しながらも、落ちついた口調で発表できたかなと思いました。しかし、お客様(他の学生)からの質問など臨機応変に対応する場面ではまだまだ不十分な点が残りました。

私はこの授業を通して、一つのツアーを作るのにどれだけの苦労が必要なのか、身をもって感じることができました。この経験が今後、就職活動などに活かせたらいいなと思います。

 

  

高校生向けツアーを企画して

(投稿: 観光文化学科3年 関戸絢子)

私を含む観光文化学科3年生4人で、学科を志望している高校生を対象にした「Deepな北九州発見ツアー」を約半年かけて企画し、11月3日、9人の高校生の参加を得て実施しました。

このツアーでは、高校生の皆さんに「実際に大学で何を学んでいるのか知ってもらう」「大学生活に対する不安を少しでもなくしてもらう」「観光というものは私たちの身近なところにもあるということを知ってもらう」という目的をもって内容を組み立てていきました。

その過程で、高校生の皆さんにどのようにすれば楽しんでもらえるのか考えたり、日程に組み入れるお店等に連絡をとったり、巡る場所の説明をするときにわかりやすくする方法を考えたり、さまざまな準備をしました。

当日は、参加した高校生の皆さんが笑顔で楽しそうにしている姿を見ることができて、これまで頑張ってきたことが報われたと思いました。帰るときに「楽しかった」「大学生になるのが楽しみ」と言われて、私たちが目的としていたことが達成できたと実感しました。

普段の授業や大学生活ではできないような「本物のツアーを企画して実施する」ということを経験することができ、これからの就職活動にも大きな自信を持つことができるように思えました。

   

観光ガイドボランティア活動を通して

(投稿:観光文化学科3年 浦田愛莉)

 2012年の夏休みにボランティア活動に参加しました。「環境モデル都市」に選定されている北九州市が取り組んでいる環境修学旅行ガイドというものです。この活動は他県から修学旅行でやってくる子供たちに北九州市の環境への取り組みや北九州市が公害を克服してきた歴史について学生がガイドするというものです。また、未来の環境と地球のあり方についても子供たちと考えていこうという活動です。

学内掲示板でこの活動の参加者募集の張り紙を見て応募しました。その後何度か研修を受けましたが、まずは学生ガイドである私たちが座学として北九州市の公害克服の歴史や現在の取り組みについて学びました。そして、プロのバスガイドによる講習会や北九州市の観光資源をバスで回りました。そのような研修を経て夏休みにガイドデビューしました。

偶然にも私の出身地の長崎県からの小学生たちでした。

大勢の子供たちの前で話すことは初めて体験することなので、最初はすごく緊張していました。しかし、バスに乗り込むとすぐに子供たちから歓迎の挨拶を頂き私の緊張はほぐれました。

せっかく長崎から北九州市に修学旅行できてくれた子供たちに何か1つでも多くのことを学んで行ってほしい!そして、北九州っていいところだな!と感じてもらえたらいいなという思いで一生懸命ガイドしました。子供たちも真剣な眼差しで話を聞いてくれました。

この活動を通して感じたことは“北九州市っていい街だなぁ”ということです。大学入学をきっかけに3年前から北九州市で一人暮らしをしているのですが、北九州市については詳しくありませんでした。これだけ北九州市について勉強したのは初めてでした。

また、大学では観光を専攻しており、海外や国内他地域の観光資源を学ぶだけでなく、自分の住む地域のよさに気づいて観光資源として磨いていくことが、地域振興につながる、ということを学びました。

住んでいる街のことを知り好きになることができたのは、この活動のおかげです。また、私自身が北九州市を好きになれたことで、子供たちに話すこともとても楽しくなりました。

私は北九州市の魅力をたくさんの人に伝えていきたいのでこれからもこの活動を続けていこうと思います。

  

“れとろこまち”が人気旅行ガイドブックに掲載されました。

観光文化学科の学生が、門司港レトロ地区で運営する「きものレンタルステーション“れとろこまち”が、JTB関連会社のJTBパブリッシングが発行する人気の旅行雑誌「るるぶ」で紹介されました。この雑誌のシーリーズでは、初めて「北九州市版」が1月1日に初版発行されたもので、大きなスペースを割いて学科やお店のことが掲載されています。

これまで報道されたテレビや新聞と異なり、ガイドブックは保存性が高く、また人気の全国誌でもあるため、これまで以上に学科の知名度向上が期待され、そのことが学生のモチベーションをさらに高める効果があると思われます。

      

  
(C)JTBパブリッシング

今年も観光の現場で活躍する学外講師の特別講義を聴講しました。

2012年12月15日、土曜日を利用して3人の講師をお招きして「特別講義」を開催しました。

これは、「観光産業入門」「国内旅行実務」「旅行商品企画論」といった正規の授業で学んだ観光産業、観光行政などについて、その第一線で活躍しておられる方々からお話を聴くことで理解を深めようとするもので、毎年行われています。

2011年に続き日本を代表するテーマパークや観光土産販売促進に携わる方のほか、今年はさらに、北九州市を代表する観光資源である門司港レトロ地区を、行政の立場で振興を図る市・レトロ課の方に講師をお勤めいただきました。いずれも普段は聴くことのできないリアルな内容で、大きな教室を埋めた聴講学生は聴き入っていました。

観光文化学科では、他にも正規授業「地域総合研究」で、毎回このような各界で活躍される講師をお招きしています。このような学習が、学生が早くから実社会の仕組みや実践を学び、職業感覚を養う効果につながっていくことが期待されます。