2019年6月19日(水)福祉学科にて、特別公開講演会を開催しました。今年は、福岡県立大学人間社会学部社会福祉学科名誉教授の細井勇先生をお招きして、「新たな社会福祉学の学びの在り方を考える-知と学習の二つのアプローチと8つのウェルビーイングの指標-」についてご講話をいただきました。
スコットランドやドイツの児童ケアについての現状、ソーシャルペタゴジーの実践概念などについて詳しくお話しして下さいました。ご講話を通して、臨床場面における当事者と支援者との関係性、教育現場における教員と児童生徒等といった福祉と教育を実践していく上での大切な視点について学ぶ機会をいただきました。福祉教育を学ぶ学生や指導する教職員にとっても、貴重な講演となりました。
質疑応答の時間では、参加している学生や教職員と細井先生と一緒にご講話の内容を通しての学びを深めました。活発な意見交換でした。
お越しいただいた細井先生、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
※細井先生がご紹介された著書を下記に記載します。ご関心のある方はご一読ください。
〇 マーク・スミス他著、樽原真也監訳(2018)『ソーシャルペタゴジーから考える施設養育の新たな挑戦』 明石書店